トラセ④ 麻倉ももさんと「パンプキン・ミート・パイ」「ユメシンデレラ」
気付いたら前回の更新からめちゃくちゃ時間経ってますね。
うつろいが発売され、プロットポイントも中野追加が過ぎ、Regenerationも発売されたと。なんだったらPARADOXの予告が来たりプロポが終了したりしてますからね。どんだけよ。
はい、言うまでもなくタイプ:自堕落です。
しがないオタクやってます、ケイです。
麻倉ももファンの皆様、お待たせしました。
やっとです。やっと、もちょについて書きます。かなり温めてしまった故、今回は蛇足多めですが読んで頂けると幸いです。
※上記の文章は12月頭に書いたものになります。自戒の意も込めて残しました。とんだギャグですね。申し訳ございません…
~「パンプキン・ミート・パイ」から
始まった遅効性・アサクラ~
○麻倉もも前史
【麻倉もも】売れる女性声優の条件はなにか考える | こえのおと
さて、唐突にリンクを挿入させて頂いたのですが。
麻倉ももさんを知ったきっかけは、ミリオンライブからではないんです。(この事実、夏川さんにも当てはまるのですが)
2019年初頭、何気なしに「雨宮天」について検索していたある時。
「TrySail」三人のソロについて売り上げから人気の格差が存在するのか?というファンにとっては中々ヒリつきそうな記事を見つけたところが始まりです。
記事については上記ブログより参照して頂きたいのですが、このサイトの管理人はどうやら麻倉ももさん推しのようで。
麻倉さんの魅力について多少強引な理屈も交えながら、それなりの長さの記事を3つも書かれていたんです。
かわいらしい声質。
困り眉から人々に抱かせる「守ってあげたい」という思いを抱かせる魅力的な容姿。
ファンからの絶大な人気。
気付いたら周りが助けられていた、という不快に思わせることなく仲間を助けていく圧倒的包容力。
いや、なんかすごいな…という思いが僕の中に表出します。
そして間もなく、「麻倉もも」についても検索する訳ですが…
「ニコ百・麻倉ももの記事」
「もちょっとおしゃべり」
「数々の名(迷)言」
「もちょガチ勢」
「麻倉病」
「黄色い厄介」←⁉
調べれば調べるほどに、新たな世界が生まれていくというか…
結論を出すのは、僕程度では不可能というか…
最後に残ったのは
「もちょはかわいい(○・▽・○)」
でした。他は全てもちょの存在の前に消し飛びました。
そんな訳で、結論を出しきれなかった彼女の魅力は、常に意思を全面に出し続ける雨宮さんや、自己の世界を拡げていく夏川さんよりも当初僕の中の印象に残りませんでした。
「TrySailは箱推しだけど、もちょを推すのはまだ先だな~」
なんて、考えていました。
…ま、浅はかだったんですけどね。
○初撃・ラジオ聞いてほしーな!から
を見て頂きたいんですが、この際に麻倉ももさんのソロを始めて聴きました。
初見の感想。
「テンション上がりすぎないかこの曲?」
「もちょが可愛すぎないか??」
「恋する女の子の気持ちを歌うって、斬新すぎないか???」
てな感じでした。
全てが新感覚。おまけにファンシーなのにアゲアゲ。
ノータイムで気に入りました。
ですが。
「かわいい」が前面に押し出されている(ように感じた)曲故、普段の生活の中で頻繁に聴きたいとは思わない。
という非情な思いも抱きます。
昔は邦ロックを中心に聴くタイプ、そうでなくても格好いい曲調にはまりやすいタイプだったりするので…
「これ以上聴きこんでいく必要性は、感じないかな」
そう思い、僕は夏川さんの曲にどんどんハマっていく訳ですが…
この休止も、ある意味無意味でした。
○第二撃・「スマッシュ・ドロップ」
そもそもなんで休止したの、という話なんですが…
アルバムを聴くのに気合を入れてしまう性格。
中途半端にはまるのを嫌う、ある意味完璧主義的思考。
こういった理由から意図的に避けてしまっていました。
一方、現行シングルに関しては「今の曲」なので、後追い故に感じる負い目もなくなり聴きたい、という思いが強くなるタイプでもあります。
※典型的めんどくさいオタク
そのため、Apple Musicにて配信を開始された「スマッシュ・ドロップ」にはいの一番に食いつきました。
さあ来た、僕のどストライク!!!
爽快感あふれる曲調!!!
希望歌う歌詞!!!
少年向けアニメに適した、テンポが速くキャッチ―なメロディー!!!
100点満点!!!!!
という感じでした。
今思えば、割と声優アーティスト・麻倉ももの楽曲としては少し異色なものであったと思うのですが。
僕が好きになるには必要十分!な楽曲でした。
8月中盤から後半は「こればっかり」鬼リピしてました。
…ん?
「こればっかり」…?
まだハマってないです。
○第三撃・「ピコプラ」と「365×LOVE」
この記事をご覧の皆さんのほとんどは、
「お前いつになったらもちょにハマるんだよ」
「詐欺っただろお前時間返せ」
等々感じられていると思います。
安心してください。やっと転換点です。
それは2019年9月22日、THE IDOLM@STER MILION LIVE! 6thLIVE UNI-ON@IR!!!! SPECIAL 2日目の事でした。
この時の僕は現地参戦が叶わず、SSAから遠く離れた日進駅から徒歩17分の「これ現地LVじゃねえよ冗談もいい加減にしろ」などとヘイトを貯めながら向かったイオンシネマ大宮から応援していました。
個人的に好きなユニット「4Luxury」、志保の躍動を拝みたいが故に卒論を半ば捨てて向かった一番の目的「Escape」、桃子に期待してたらまさかの僕史上屈指の名曲「ラスト・アクトレス」、演劇が強すぎる「夜想令嬢」、意外性を僕に与え全てを奪っていった「Charlotte・Charlotte」「STAR ELEMENTS」など名シーンには事欠かないライブだったのですが…
最後のユニット「ピコピコプラネッツ」が登場。
かくいう僕は「結構好きな曲だからな~楽しみだな~」なんて呑気なことを考えていたんですが…
「(イントロが始まる)しゃあアゲてくぜ~…」
「(もちょ点灯)…おっ、かわいいな……」
「(歌い始める)………あれ、かわいいな………(ペンラ振りつつ)」
「かわいいな!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
(○・▽・○)「幼年期のみんなー!」
ぼく「(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
沼に落とされました。
そう、今思えば「麻倉もも」に対して結論なんて要らなかったんです。
存在がかわいい。
(○・▽・○)もちょはもちょ!
それが答えであったのだと、全てを悟るに至りました。
………真面目な話に戻ります。
ピコプラでのもちょの可愛さにやられ、やっともちょファンとして歩み始めようと決意を抱いた僕。金銭面等が影響しすぐに行動することは出来ませんでしたが、10月半ばに「Peachy!」を聴くに至りました。
https://music.apple.com/jp/album/good-job/1436960627?i=1436960631&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
初見時は「やっと聴けた!」という達成感が先行しました。
現在は「Good Job!」や「Fanfare!!」等が好きですが、僕にとっての衝撃はここではなく、アルバムを聴き終わった後に挑んだ
「365×LOVE」でした。
https://music.apple.com/jp/album/365-love/1451160099?i=1451160100&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
こんなにウッキウキに恋の歌って歌えるのか?!
ラップ可愛すぎません!?
恋って、こんなに尊かったのかよ………!!
22歳のおっさんが上記の文章を打っていると客観視した際には寒気すら感じますが、期待を胸に膨らませた女の子の心情を完璧に歌い上げる麻倉さんに、引き込まれてしまいました。
僕の中で、「麻倉もも」が始まりました。
○最終攻撃・「ユメシンデレラ」と写真集「ただいま、おかえり」
そして、金欠ファイナルフェーズにおいても欲求を抑えられなかった故、上記の二つを10月後半に入手しました。
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%A6%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9/1477590181?i=1477590182&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
「ユメシンデレラ」は少女と大人の視点を軽やかに歌い上げる1曲。
「ねえ、付き合って」なんて言われたときは死ぬかと思いました。是が非でも付き合いたいです。
「ただいま、おかえり」は福岡での素もちょが垣間見える素敵な写真集でした。こんな彼女兼ママが欲しかった。
金は失いクレジット会社から再引き落としの連絡が来るレベルでしたが、「麻倉もも」の魅力をたくさん知ることができました。素晴らしすぎて、言葉が見つからないレベルです。
怒涛の1か月が、僕の中で過ぎ去っていきました。
~まとめ~
○「麻倉もも」の定義と僕が思う「これから」
さて、語彙力ほぼ消失状態で「麻倉もも」さんについて語ってきました。
彼女を追いかけたここ数か月。一つ言えることは
「恋にこそ麻倉ももの世界と魅力が詰まっている」かもしれない、ということです。
幸運なことに「パンプキン・ミート・パイ」という恋を後押しする一曲から始まった、僕の中の「麻倉もも」さん。
彼女の楽曲の中には、そんな女の子の気持ちが多く詰め込まれていると思っています。
また、同様に彼女自身もそういった方向性の曲を歌いたい。
恋する女の子の気持ちを大切にしたいと、考えていらっしゃるということをインタビュー記事にて拝見した記憶があります。
寄り添う気持ちを大切にしていらっしゃる彼女だからこそ、僕は魅力に気付いてから「麻倉もも」の世界に飛び込んでいけたのかもしれません。
そして、ずっとこの記事を寝かせてしまっていたことも含め、僕が思うこれからについてです。
なぜこの記事が書けなかったのか。
それは、僕の中に確固たる「衝撃」がなかったからです。
夏川さんで言えば「パレイド」。
雨宮さんで言えば「ライアー・ルージュ」と「メリーゴーランド」。
そういった、固定観念を覆すような一曲に出会えなかったからです。
しかし、そういった考えは徐々に変化していきました。
「衝撃」という形とは多少異なるかもしれないけれど、
麻倉さんには、「恋」にこそ想いを乗せている。
他者の思いに敏感で、周囲を大切にできる麻倉さんだからこそ表現できる他者の「想い」が、彼女の何よりの魅力なのだと思っています。
そして、発表された2ndアルバム「Agapanthus」と「Live Tour 2020”Agapanthus"」。
「恋の訪れ」という花言葉を持つ「アガパンサス」を冠する麻倉ももさんの活動に、今以上の「衝撃」が訪れることに胸を膨らませながら、これからも彼女を応援し続けたいと思います。
おわりだよ〜
次は、まとめの「TrySail」