ケイのひとりごと。

ライブレポや雑記など。

トラセとの出会い② 夏川椎菜さんと「パレイド」

初めましての方ははじめまして。

しがないオタクやってますケイです。

 

 

 

上記の挨拶は様々な面から考慮し恒例にします。

 

 

 

さて、何が恒例だよとなったところで。

今回からは「TrySail」とメンバーひとり一人に焦点を当て行こうと思います。各々から受けた衝撃が僕の中でどう繋がっているのか、綴っていきます。

 

1人目は夏川椎菜さん。TrySailのソロでは一番初めに衝撃を受け、僕を沼へと誘った記念すべき方です。その過程と当時の思いを飾らない言葉で書いていこうと思います。

 

※今回から文章中に略称や愛称等を利用します。文章が堅くなりすぎないようにした結果です。ご理解頂ければと思います。

 

〜「パレイド」の衝撃〜

○ラジオ聞いてほしーな!から

まず、夏川さんのソロを聴くことになった経緯から書かせて頂きます。

きっかけは、2019年6月11日放送のMOMO・SORA・SHIINA Talking Boxでした。

この回は夏川さんの当番回であり、コーナーとして「ナンストーリー」が行われた回でもありました。

そして、惜しくもこの回でナンストーリーは最終回でした。何気好きだったんだけどなあ……

「ナンストーリー」については、

リスナーから届いた物語の一部をきっかけに、夏川椎菜が自由にストーリーを紡いでいく。(ニコニコ大百科、MOMO・SORA・SHIINA Talking Boxより)

というコーナーです。6月4日の放送では「怪盗となった夏川さんが桃に関する宝を狙いに他メンバーと争う」といったストーリー、だった気がします。

(詳細には覚えてないです)

なんやかんやあってお宝に辿り着く夏川さんは、同じくお宝を狙う怪盗ブルースカイ(ていうか雨宮天さん)と熾烈な(しょーもない)争いを繰り広げます。

そして、相手を惑わす作戦としてブルースカイは「Song for」を歌い穢れた己を恥じさせようとします。

一方夏川さんは「グレープフルーツムーン」を歌い「キミの空 ボクの空 」という歌詞からまるでブルースカイが呼ばれてるような気分に陥らせるという手段を取ります。

結局麻倉さんが「パンプキン・ミート・パイ」を歌いながら宝を回収し、残された2人はとぼとぼ帰っていくという内容でした。

 

ストーリーのカオスさに関しては僕が語るまでもないんですが、ここが各々のソロについて認識する機会になりました。

長文で書いた割にきっかけしょーもなくね?って思ったあなた、一応正解です。書いててよく分からなくなります。

 

コーナーの結びとして「Song for」「パンプキン・ミート・パイ」が素晴らしい曲であること、同様に「グレープフルーツムーン」も併せて聞いて欲しいことを訴えかけて終了となりました。

 

ラジオを聴きながら、「こんなまとめでいいのか?」「ふざけた使い方してもちょと天さんに怒られるやつじゃん」みたいな夏川さんの失笑、そしてコーナーのインパクトが僕の中に残ります。

 

そしてTalking Box終了後、即座に僕はApple Musicで「グレープフルーツムーン」をDLしました。(引用はiTunes から)

https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3/1220311668?i=1220311673&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

 

まず、この曲を聴いた感想は「ファンタジックで素敵」でした。

僕自身、(現在ほぼ休止中ですが)一次創作をしている身でもあります。その為、こういった幻想的な雰囲気の曲はスッと自分の中に入ってきました。

これは鬼リピしかない!という形に落ち着きました。一方で、僕が夏川さんだ!と鮮明に認識するのは、ファン歴が浅い事もあり茶髪ショートボブナンスでした。そういった思考の中で自然と惹かれるのが、「パレイド」でした。

 

○声優アーティスト、らしくない

まずは、ジャケットから受けた印象から。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%89/1407236659?i=1407236668&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

 

夏川さんの外見もさることながら、なによりも惹かれたのがアーティスティックなセットでした。とにかく僕の内にある創作心をくすぐるというか。格好良さでも可愛らしさでもない、これらとはまた違った表現者の一面を感じました。

 

そして、肝心の曲。

 

単刀直入に言えば、

「ヤバい」

そして

「エモい」

という感想しか出てきませんでした。

 

声優アーティストといえば、可愛らしくても、ロックチューンでも、どこか元気付けられる曲調をイメージしがちでした。(μ’s声優ソロの大半が僕の中では該当しています)

しかし、ネガティブな感情をひたすら訴えかけ、救いもない歌詞。パレードを連想させるレトロな曲調。何度も言ってしまってますが、やはり衝撃的。頭から離れませんでした。

おまけにMVまでエモいんですよ。

https://www.natsukawashiina.jp/artist/shiinanatsukawa/video/9373

 

雨の降る遊園地で、押し殺していた感情を爆発させるようにただただ歌う夏川さん。本来は楽しそうな雰囲気が漂う場所なのに、暗闇と人気の無さが孤独を際立たせている。隙を見せる事なく僕をひたすら殴ってくる曲でした。

 

 

カップリング曲の「ラブリルブラ」はアップテンポなものの、どこか投げやりさすら感じる夏川さん独特の歌唱。哀しみに対して振り切れてしまった、この世ではないどこかにいる自分との乖離すら感じさせる曲に思えました。

 

僕の知らない世界を見せつけてきたこの「パレイド」。

言わずもがな、

無限リピートしてました。

軽く1週間は聴き続けました。

バースデーシングルやばすぎでした。

表現者夏川椎菜に惹き込まれたのが、このパレイドだったと感じています。

 

 

 

○そして、ログラインへ

それから約1ヶ月後、Apple Musicにてついに「ログライン」が実装されました。(まだTrySailに対してお金を使わず渋ることも多かったので)買いに行かず、特集記事などで期待と想像を膨らませていた当時、実装の事実を知った瞬間狂喜乱舞しました。

 

一番期待し、待ち焦がれ、聴いた瞬間感動と達成感すら感じたのは、夏川さん作詞で、ファンからは「パレイド」のアンサーソングとも言われた「ファーストプロット」でした。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88/1458602870?i=1458603033&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

 

いっぱいつまづいて歌になった

デコボコな僕のストーリー

聞いた君がどうか笑ってますように

(ファーストプロット、夏川椎菜)

 

最初はTrySailからは3人目、天さんももちょもデビューしているから、自分もと感じソロを拒否していた夏川さん。

悩み抜いて、ファンの為に一歩目を踏み出して。

活動していくうちに、自分を表現していく術を見出し、等身大の夏川椎菜として世に放った「パレイド」。

 

そして、「ファーストプロット」。

 

今までの夏川さんの軌跡が、全て詰まっているように感じたこの歌詞、感動しないほうが無理でした。

 

実際、当時はここまで深く考えられず、「救いがあってよかったなあ」ぐらいにしか思ってませんでしたが。笑

引用した歌詞の通り、悩みながらも前に進み続け、やがて一人で歩む力を身につけた女の子が、周りに元気を与えてくれた、というのは感慨深いものです。(自分の解釈ですが)

 

 

アーティスト「夏川椎菜」の表現力に脱帽させられるアルバムだなと、今は思っています。

 

〜まとめ〜

○プロットポイント・Ep01と今後

そんな訳で、TrySailメンバーのソロとしてはいの一番にハマった夏川椎菜さん。

そして最近の目立った活動として、「Ep01」と「プロットポイント」は外せないのではないでしょうか。

 

ストーリー調の「Ep01」は、最初から最後まで1つの物語として、聴くものを離さない作品であると感じています。

ワルモノウィルのMVも不機嫌ナンがひたすら格好いいし。ジャケットは相変わらずアーティスティックだし。

多くの方が好評されているので蛇足感否めない故多くは語りません。ですが、僕も最高のepだった!ということは主張させて頂きます。

 

 

そして、プロットポイント。

感想を一部拝見させて頂く限り、こちらも1つの物語であると。わくわくが止まらないです。参戦できた暁には、夏川さんの勇姿を目に焼き付けたいと思っています。

 

 

 

僕がTrySailに浸かっていくきっかけとなり、セルフプロデュース能力から見せる煌めきと表現者としての歩みを止めない夏川椎菜さん。

現在、僕が少しながらも追いかけられているのは、こういったひたむきな姿勢を示してくれるからなのだと思っています。

 

 

ファンになった時期・期間は大したことは無いですが、だからこそ全力で、夏川さんのパフォーマンスに応えるべく応援していきたいと思います。

 

 

 

ばいナーンス( ´∀`)ノ

 

 

 

次回予定